「製造業の経営動向(平成27年度版 TKC経営指標 ※1 より)
平成27年(同年1月~12月決算まで)における製造業の経営動向は下記に要約される。
売上高は平成26年に比べ7,370千円増加し(対前年比102.5%)、限界利益も前年から3,609千円増加した(対前年比102.7%)。一方、固定費では、前年と比べて、人件費が1,225千円増加するなど、固定費合計で2,383千円増加し(対前年比101.9%)、経常利益は、前年から1,227千円増加の7,878千円となった(対前年比118.4%)・・・・
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平成24年(同年1月~12月決算まで)における製造業の経営動向は下記に要約される。
売上高は平成23年に比べ7,370千円増加し(対前年比102.5%)、限界利益も前年から3,609千円増加した(対前年比102.7%)。一方、固定費では、前年と比べて、人件費が1,225千円増加するなど、固定費合計で2,383千円増加し(対前年比101.9%)、経常利益は、前年から1,227千円増加の7,878千円となった(対前年比118.4%)・・・・
*1 TKC全国会のホームページ(http://www.tkcnf.or.jp/)から要約版をダウンロードできます。
弊所のクライアントをみても、製造業は依然厳しい環境下にさらされております。
但し、安易な値下げ合戦に歯止めをかけ、「損益分岐点売上」の低減化(変動費を中心にコスト管理を徹底し、少ない売上高でも利益を出せる体制改善)を図れたところは、黒字回復を実現できております。
▦ 社内数値の「見える化」・・・問題事項の抽出、把握、数値の持つ意味を社内浸透
▦ 改善行動の「見える化」・・・利益向上の施策、改善行動を見出す、社内一枚岩化
▦ 行動結果の「見える化」・・・継続行動にて効果を獲得する、社風改革
ここらあたりが、大事です!
優良企業への転換のためには、改善目標を定める必要がありますが、最新の同業他社の数値、動向を参考に定められるのが良い方法です。
▦ 売り単価の下落を、他社ではどのようにカバーしているのか?
▦ 人件費にどの程度割いているのか?
▦ 設備投資実施のここ数年の趨勢は?
等、戦略の策定に参考になる情報がふんだんにあります。
同業他社の情報以外にも、貴社の現状の分析、課題の抽出等、弊所宛お気軽にご相談ください。